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弁護士 金谷利明(かなやとしあき)
「制定された法律が善いものであっても、それが守られていないならば、善い法秩序のうちにあるとは言えない。したがって、善い法秩序には、制定された法律に人々が従うという側面と、人々の従う法律が実際に善いものであるという側面があると理解しなければならない。」(アリストテレス『政治学』第4巻第8章。『アリストテレス全集17』神崎繁、相澤康隆、瀬口昌久訳、215頁、岩波書店)
あなたのお話を聞かせてください。
あなたの人生やあなたの会社に関わる決断をするに当たって、一人で考えることで心配や不安、迷いを感じることはありませんか?
どれだけ優秀な人であっても、法律が関わる場合には『見えない死角』が存在します。特に会計やITはどんどん複雑化しており、一人で考えるには限界があります。だからこそ、外からの視点が必要となります。
また、現代の企業法務や相続は、「法律」の知識だけで解決できるほど単純なものばかりではありません。
法律のプロでも会計事実を見落とし、会計のプロでもITセキュリティの脆弱性に気づかず、システム担当者は法的リスクを考慮しない、そのような「死角」が存在します。
どれほど優秀な専門家であっても、バラバラの専門的知識に頼るだけでは、人間の限定された合理性の壁を越えられず、隠れた「死角」に足をすくわれます。
【法律 × 会計】元国税審判官 / 米国公認会計士(USCPA)/ FP1級
国税審判官としての経験と、米国公認会計士(USCPA)やFP1級試験合格といった知識から、法律に会計の専門的な知見を取り入れます。
【法律 × IT】情報処理安全確保支援士 / ITストラテジスト / システム監査技術者
システム開発紛争、DX推進における法的リスク、高度なセキュリティインシデントや生成AIの活用に、情報処理安全確保支援士として、また、ITストラテジスト試験、システム監査技術者試験合格者としての技術的な知見を含む専門的な知見を取り入れます。
世の中には様々な仕事がありますが、弁護士の仕事は、あなたの人生やあなたの会社にとって重要な決断に関わらせていただく仕事です。
あなたの人生やあなたの会社にとって最善の解決方法を迅速に提案させていただくために、あなた自身のことやあなたの会社のことを教えてもらいたいと思っています。
あなた自身やあなたの会社についてのご質問、お悩みのことがあってのご相談ですので、あなた自身やあなたの会社のことを教えていただくことが一番、重要です。
もちろん、現在の法律では、あなたやあなたの会社にとって、必ずしも思っていた通りの結果になる場合ばかりではないかもしれません。
しかし、相談することで相談する前には想像していなかった選択肢や可能性に気づく場合もあります。
まずはあなたのお話をお聞かせいただき、一人では気づきにくい「死角」を見つけ出し、法律だけでなく、会計やITの専門的な知識と経験を活かしながら、あなたにとって一番、満足できる解決方法を一緒に目指していきましょう。
(*)「善い法秩序」について
人間は、自分が欲しいものを手に入れれば幸福になるのだろうか。
それとも、自分が欲しいと思うこと自体を、時には疑う必要があるのだろうか。
人間は、善い行為を毎回、意識的に選び直さなければならないのだろうか。
それとも、善い行為を繰り返すことで、善く行動することが自然になるのだろうか。
そして、もし人間が、自分の欲望や恐怖によって判断を誤り、繰り返す行為によってその傾向を強めてしまう存在であるならば、社会はどのような仕組みを用意すべきなのだろうか。
これらの問いについて、人びとは、それぞれの時代の言葉で、これらの問いを考え続けた。
ある者は、人間の内面にある理性と欲望の葛藤について論じた。
ある者は、徳とは生まれつき備わった性質ではなく、行為を通じて形成されるものだと説いた。
またある者は、人間の判断が、本人の自覚していない感情や習慣によって左右されることを観察した。
さらに時代が下ると、科学者たちは、人間の脳が経験によって変化することや、何かを欲しがる動機づけと、実際に快楽を感じることとが、必ずしも一致しないことを明らかにしていった。
古代の哲学者が用いた「魂」という言葉は、現代の科学者が用いる言葉と同じではない。
彼らが観察したものと、現代の実験によって確かめられるものも、完全に同じではない。
しかし、そこには、時代を超えて受け継ぐことのできる問題があった。
人間は、自分が欲するものと、自分にとって善いものとを、いつも正確に区別できるわけではない。
人間は、繰り返す行為によって変わっていく。
そして、人間がどのように生きるかは、その人自身の努力だけでなく、その人が暮らす社会の仕組みにも左右される。
この問題を考えるために、古代の哲学を捨てる必要はない。
しかし、古代の言葉をそのまま繰り返すだけでも足りない。
人間の内面についての考察を、現実に観察できる事実と照らし合わせる必要がある。科学によって確かめられたことを手がかりにしながら、なお、何が善い生き方なのかを問い続ける必要がある。
なぜなら、科学は人間がどのように欲望を感じ、どのように習慣を身につけるかを明らかにすることはできても、何を幸福と考え、何を社会として守るべきかについて、ただちに唯一の答えを与えるわけではないからだ。
「法」は、その両方を必要とする。
人間についての事実を無視すれば、実現できない理想を押しつけることになる。
理想について考えることをやめれば、人間の欲望を刺激し、利益を得る者の都合に社会を委ねることになる。
だからこそ、「法」は、事実を確かめながら、何が善いのかを議論し続けなければならない。
その議論において、忘れてはならないことがある。
人間は、欲望を持つ存在である。しかし、欲望を持つという事実だけで、その欲望に従うべきだという結論が導かれるわけではない。
人間は、習慣によって形づくられる存在である。しかし、すでに身についた習慣だからといって、それが正しいとは限らない。
人間は、自由を求める存在である。しかし、他人の判断を奪い、その人を自分の欲望を満たすための道具にすることまで、自由という言葉で正当化できるわけではない。
この三つのことを忘れずに、問い続ける。
自分が欲しているものは、本当に自分にとって善いものなのか。
自分が正しいと思っていることは、現実によって確かめられているのか。
そして、自分が善く生きるために必要な条件を、他人もまた持てるようにするには、どのような社会をつくればよいのか。
その問いに対して、人間が永遠に変わらない一つの答えを手にすることはないのかもしれない。
それでも、問いを手放さないことには意味がある。
欲望を幸福と取り違えないために。
習慣を運命と思い込まないために。
そして、他人の自由を奪うことまでも、自分の自由だと誤解しないために。
それこそが、古代ギリシアの哲学者たちが私たちに残した、時代を超えて考え続けるべき問いなのである。
「真に個人の自己決定を尊重するのであれば、自己決定を無条件に正当化するのではなく、どのようにその自己決定がなされたかについて、自分自身と世界を検証し続けなければならない。」
(**)法律家としての基本的なスタンスとしては、脳科学におけるwanting回路とliking回路の区別を意識しながら、wanting(欲求)とliking(好ましさ)が乖離しないように調整し、善の最大化を目指すという法という制度のあるべき姿(善い法秩序)を追究することを基本としています。
wantingとlikingを区別することの重要性については、「料金」のページの上から3番目の項目以降の「研修料金(特に生成AIの活用による「メタ認知」研修)」、「生成AIの活用による「メタ認知」研修の概要(小説)」、「AI時代の「メタ認知」による危機管理(小説)」などを参考にしていただければと思います。
AI(Artificial Intelligence)を人工知能(知性)であると考えるならば、AIには知性はあっても「理性」(人にとっての好ましさ(善)の予測に基づく選択・意思決定。アリストテレスのいう「思慮」(フロネーシス))はないというのが、これからの時代に理解することが重要になる点です。知性はwantingによって暴走することがありますが、理性は善を目的としてlikingとwantingを調整するものです。
AIは知性の代替にはなり得ますが、理性の代替にはならず、人間にとっての「善」が何かについて、理性をもって思慮を行うのは人間の役割ということになります。
(参考:上記のスタンスをgoogle検索した場合のAIによる概要)
2. 「善い法秩序」が果たすべき調整弁としての役割
リバタリアン・パターナリズムの論拠: リバタリアン・パターナリズム(ナッジ)のように、選択の自由を残しつつも、wantingの暴走を抑え、likingを高めるような制度設計(デフォルト設定の工夫、クーリング・オフ制度の拡充、依存性物質へのアクセス制限など)を肯定する論拠になります。
法律家として、目先の「人々の需要や権利の主張(wanting)」に流されることなく、それが「社会や個人の真のウェルビーイング(liking)」に寄与しているかという俯瞰的な視点を持つことは、法が「手段」として正しく機能するために不可欠な姿勢だと感じます。
(以上がAIによる概要)
真に個人の自己決定を尊重するのであれば、自己決定を無条件に正当化するのではなく、どのようにその自己決定がなされたかについて、自分自身と世界を検証し続けなければならない。
(参考:上記の言葉をgoogle検索した場合のAIによる概要)
(以上がAIによる概要)
| 2026/07/10 | 国税不服審判所への出向(2023.7.10~2026.7.9)から復帰しました。 |
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| 2023/04/20 | ウェブサイトを公開しました |
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